令和7年度第4回大学等の質保証人材育成セミナー
マイクロクレデンシャルは高等教育をどう変えるか
参加申込みの受付は 1月28日(水)9:30 に開始します。
開催概要
【開催趣旨】
2010年代の大規模公開オンライン講座(MOOC)の普及と新しいデジタル人材へのニーズの高まりにより、従来の学位や卒業証明よりも短期の学修歴を証明する「マイクロクレデンシャル」が世界的にブームを巻き起こしてきました。「マイクロクレデンシャル」とは伝統的な正規の学修歴よりも短期で終えることのできる学びの流通を加速させるための包括的な呼称であり、高等教育と生涯学習、職業教育を接続するための有効な手段として、学修歴を証明するデジタル技術とともに地域に合わせた発展を遂げています。
学位よりも小さな学修歴は、以前より科目等履修、履修証明プログラム、あるいはアジア諸国における単位銀行制というかたちで流通促進が試みられてきました。EUやUNESCOは、マイクロクレデンシャルを通域的な単位互換や既習得学習認定、生涯学習口座を用いた生涯学習の積み上げといった、従来からつながる教育質保証の枠組みに統合していくべきことを勧告しています。逆の視点からは、マイクロクレデンシャルの世界的流通に伴って促進されたデジタル化と相互通用のための定義の議論が、旧来からの学修歴・学習歴通用化の試みを見える化し、適用範囲を拡大させることが期待されています。
国内でもマイクロクレデンシャルをめぐる議論が活発化しています。産業界からの期待のみならず、高等教育機関のかかえる人材不足や新しい学修者層への訴求、イノベーションへのニーズ、国際連携といった課題を解決するための処方箋として用いることができるのではないか、という期待が高まっています。今回のセミナーではマイクロクレデンシャルを先行導入している教育機関の皆様にご登壇いただき、プログラムをマイクロクレデンシャルとして設定する意義と、課題について共有いただきます。
【今回のセミナーの達成目標】
- マイクロクレデンシャルをめぐる国内外の動向について知る。
- 小さな学修歴がマイクロクレデンシャルとして通用するためには、どのような条件を満たすべきであるかを知る。
【開催日時・形式】
令和8年3月4日(水) 13:30~16:30 ※13:15会場受付開始
16:30~17:30(対面参加者対象 情報交換会)
【会場】
大学改革支援・学位授与機構 竹橋オフィス1112会議室
(東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター 11階)
【主催】
独立行政法人大学改革支援・学位授与機構
【開催案内】
開催案内(フライヤー)
開催案内別紙 本セミナーの詳細はこちらをご覧ください。
参加申込み
【その他】
・申込み後、自動返信メールが届きます。
・メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダをご確認ください。
・資料やオンライン参加の方の接続先URL等は3月2日(月)までに、お申込みいただきましたメールアドレスにご案内いたします。メールが届かない場合は、セミナー開催前日までに下記【問合せ先】までご連絡ください。当日の朝は返信できない場合がございます。
開催報告
令和8年3月4日(水)に、令和7年度第4回大学等の質保証人材育成セミナーを開催しました。本セミナーは、高等教育機関による主体的な質の維持向上のための活動を支援するため、当機構が年に数回実施しているものです。今回のセミナーでは、「マイクロクレデンシャルは高等教育をどう変えるか」をテーマとし、大学等の教職員を中心に約270名が、対面およびオンラインにて参加しました。
はじめに、当機構研究開発部の坂口菊恵教授から、マイクロクレデンシャルをめぐる国内外の動向についてご紹介しました。続く事例紹介では、マイクロクレデンシャルを先行導入している株式会社サイバー大学代表取締役兼学長の川原洋氏、JV-Campus事業のプロジェクトリーダーをつとめる筑波大学教育推進部教授の大庭良介氏、北見工業大学情報処理センター教授の升井洋志氏からご講演をいただきました。
指定討論では、教育テック大学院大学学長の竹村治雄氏、当機構研究開発部の𠮷川裕美子教授から話題提供があり、事例紹介を行っていただいた講師の方々とともにさらに議論を深めました。
当日の講演資料・動画はこちらに掲載しています。
【概要】
問合せ先
大学改革支援・学位授与機構 評価事業部 評価企画課 企画第2係
E-mail:hyokikaku2[at]niad.ac.jp
[at]→@に変更して送信してください。

