令和4年度大学等の質保証人材育成セミナー「高等教育と生涯学習を横断する質保証」第2回を開催します
【開催趣旨】
現在、日本型雇用の問題点が指摘されるとともに、リカレント教育の推進が優先事項として掲げられています。これまでは新規学卒一括採用がある限り、日本ではリカレント教育は有効性をもたないというのが一般的な認識でした。
しかし職業人生の長期化と、第四次産業革命と呼ばれる産業構造の大きな変化により、従事していた仕事がなくなり、キャリアの途中での転職が必要になるケースが増加することが見込まれています。人々は急激な労働市場の変化に対応せざるを得なくなっているのです。
これまで産業構造の変化に対して取り組んできたのは、主に公的職業訓練や民間の職業訓練機関でした。しかし今日においては、大学での学びの重要性も高まりつつあります。どのようにすれば、人々は希望する職業において自分に不足するスキルを把握し、必要な学びにつなげていくことができるのでしょうか。また大学をはじめとする高等教育機関は、労働市場において評価される学びをどのように作っていくことができるのでしょうか。
本セミナーでは、教育・訓練の提供側が行ってきた取り組みと、需要側(雇用者と被雇用者)のニーズを概観し、「質保証」という切り口から高等教育機関がいま為すべきことを議論します。
【日時】
令和4年12月5日(月)14:00~16:30
【開催形式】
オンライン開催(Zoomミーティング)
【定員】
300名程度
【対象者】
教育機関教職員、有識者、労働問題実務家・研究者
【参加申込について】
受付を終了しました。多数の申込みをいただきありがとうございました。
【内容】
令和4年12月5日(月) 14:00~16:30(2時間30分)
閉会あいさつ | ||
14:00-14:35 | 35分 | 「質保証」への期待ー労働研究の立場からー 労働政策研究・研修機構 堀 有喜衣 副統括研究員 |
14:35-15:00 | 25分 | 専門職大学が産業界の要請に応えるには 情報経営イノベーション専門職大学 古賀 稔邦 理事・副学長 |
15:00-15:20 | 20分 | 社会の変革に応じたITリカレント教育プログラムの設計 青山学院大学 山口 理栄 社会情報学研究科 ADPISA プロジェクト プロジェクト教授 |
15:20-15:30 | 10分 | 質疑応答 |
15:30-15:35 | 5分 | 休憩 |
15:35-16:00 | 25分 | 大学が「社会人から選ばれる」教育機関となるために リクルート進学総研 乾 喜一郎 主任研究員(社会人領域) |
16:00-16:30 | 30分 | 全体ディスカッション |
お問い合わせ先
大学改革支援・学位授与機構 評価事業部 評価企画課 企画第2係
Email:hyokikaku2[at]niad.ac.jp
※[at]を@に置き換えてください。